【ジャパンC予想】買える外国馬(近16年7頭中4頭善戦)と買えない外国馬(51頭中2頭善戦)

2021年11月24日(水) 18:00

1981〜外国馬圧倒的優勢→1998〜日本馬優勢→2009〜牝馬優勢(5年連続1位入線)→2014〜やや牡馬優勢に傾向変化中

 ジャパンCは「世界に通用する強い馬づくり」をスローガンに1981年に創設されたレースです。その創設当初は外国馬が圧倒的優勢でしたが、1998年からは形勢一変して日本馬が優勢となり、そして2009年にウオッカが日本の牝馬として初優勝して以降は牝馬の活躍が顕著となり、2014年にエピファネイアが6年振りに牡馬として勝利(1位入線)を収めて以降は揺り戻しがきて牡馬がやや優勢になりつつある、というのが大まかな歴史的な流れです。

 その牝馬が09年から5年連続で1位入線していた時期のジャパンCは軒並み上がり33秒台の決め手比べになり、“牝馬のキレ”が物を言う決着になっていたことがその最たる背景としてありました。
 
 その風向きが変わったのが14年で、牝馬時代の09〜13年と牡馬時代の14年以降を比較すると、レースの上がり3Fタイムも勝ち馬の上がり3Fタイムも1秒以上掛かる様になり、それが体力と馬力で勝る牡馬の巻き返しに繋がっているものと考えられます。

 近5年では牡馬3勝・牝馬2勝という互角に近い星の並びとなっていますが、後者は歴史的名馬であるアーモンドアイの個の力によって成し遂げられたモノだけに、やはり正に今この瞬間においてのジャパンCは牡馬の方に目を向けるべきレースだと見ます。

 そうは言っても今年のジャパンCの有力所は・・・

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キムラヨウヘイ

ライブドア競馬ブログアクセスランキングで1万ブログ中1位に輝いた実績もある人気ブロガー。独自レースレベル判定にもとづき、世間で過小評価されている“妙味馬”を見つけることに定評あり。すべてのレースの映像をチェックし、配当妙味のある馬を狙うという予想スタイル。各馬固有(厩舎や騎手など人も含む)のプロファイリングポイントに基づいた、激走タイミングにある狙い馬を発掘。馬券に役立つ情報を提供していきます。

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