2022年02月06日(日) 18:00
今年も阪神で行われる京都記念。最近の阪神芝内2200の重賞の結果をみると、21年エリザベス女王杯1着アカイイト(母父シンボリクリスエス)、21年京都記念2着ステイフーリッシュ(母母父シルヴァーホーク)、そして21年宝塚記念は母父クロフネのクロノジェネシスとレイパパレが1着3着で、ロベルトの血を引く馬がよく馬券に絡んでいる。取り上げた5頭ではジェラルディーナ(父モーリス)、ユーバーレーベン(ロベルト6×4)、レッドガラン(母父シンボリクリスエス)がロベルトの血を引く。(解説:望田潤)
アフリカンゴールド
ドバイワールドCに勝ったアフリカンストーリーの半弟で、タガノプルミエールのイトコ。母母ダニッシュはQエリザベス二世チャレンジCS(米G1・芝9F)勝ち馬。母系にデインヒルをもつステイゴールド産駒にはナカヤマフェスタ、フェノーメノ、ココロノアイなどがいる。中日新聞杯は61.1-58.7のスローを番手から流れ込んで、17人気2着と大波乱の片棒を担いだ。近走を見てのとおり揉まれず先行が好走パターンだから、ここも前々の積極策で。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
ジェラルディーナ
モアナアネラの半妹で、ドナウブルーやドナアトラエンテの姪で、ドナウデルタのイトコ。母ジェンティルドンナはGIを勝ちまくった名牝。ロジャーバローズも近親。サンデー、リファール、ダンジグなどをクロスする父母相似配合で、・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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