2022年03月21日(月) 18:00
過去5年においては、レピアーウィット(母母母父デピュティミニスター)、サトノティターン(母父デピュティミニスター)、インカンテーション(父シニスターミニスター)、クインズサターン(母父クロフネ)と、デピュティミニスターの血を引く馬が毎年馬券に絡んでいる。またサトノティターン(父シンボリクリスエス)、ヒストリーメイカー(母母母父リアルシャダイ)、クリンチャー(母父ブライアンズタイム)、ロンドンタウン(母母母父クリスエス)、クインズサターン(母父クロフネ)と、ロベルトの血を引く馬も上位を賑わせている。(解説:望田潤)
カデナ
スズカコーズウェイの弟でテンダンスの兄。母フレンチリヴィエラはサラブレッドクラブオブアメリカS(米G3・ダ6F)勝ち。ディープ×フレンチデピュティはショウナンパンドラやマカヒキなどが出た有力ニックスで、古馬になってよりパワー体質にシフトしてきたのもマカヒキと似る。初ダートの東海Sでは上がり1位の脚で追い込んで5着。ちなみにダート重賞を勝ったディープ産駒2頭、アンジュデジールとボレアスはともに母父フレンチデピュティである。
距離◎ スピード◎ 底力○ コース○
ダノンスプレンダー
シホノレジーナの半兄で、サトノノブレスやヒカルオオゾラやクライムメジャーの甥。さかのぼると・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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