2022年04月08日(金) 18:00
昨年は阪神JFからの直行が多かった桜花賞だが、今年はチューリップ賞を使った有力馬が多く、だいぶ事情が異なる。昨年は久々の「チューリップ賞組全滅」だったが、今年はさすがにそれはないだろう。
ナミュールは大外枠を引いた。新コースになってから外枠の不利はだいぶ解消されているし、動けずじまいで終わることはないので、それほど悪い条件ではないと思う。ただ1着を期待される馬なので、後述する今年だけの事情がどう働くか。
もうひとつ気になるのは、最終的に桜花賞出走ラインはゆるゆるになったものの、チューリップ賞時点でのこの馬は勝負駆けの立場だった。ガサのない馬だけに、本番に向けての上積みがどれだけあるか。調教VTRなど見た目に問題は・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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