「コマキー!」と温かい声援「やっぱり東京はいいね」減量を乗り越えた新馬戦の感触は?

2022年06月14日(火) 18:01

太論

▲先日東京競馬場でデビューしたジャッドノワール(ユーザー提供:はあちゃまさん)

先週はミラクルスターとともに、移転後初めて名古屋競馬場に参戦した小牧騎手でしたが、残念ながら6着という結果に。「人気していたのに、申し訳ないことをした…」と意気消沈も、東京デビューとなったジャッドノワールは思った以上に好感触だったよう。「やっぱり東京(競馬場)はいいね」と小牧騎手。日曜日の寄り道エピソードも明かしてくれました。

(取材・文:不破由妃子)

※このインタビューは電話取材で実施しました。

東京でも「コマキー!」っていう声援が聞こえたわ

──先週は水曜日が名古屋、土曜日が中京、日曜日が東京と忙しい1週間でしたね。

小牧 うん。有意義な1週間やったね。

──新しい名古屋競馬場はいかがでしたか?

小牧 建て替えただけあって、すごくきれいになってたわ。スタンドは小さいんやけど、施設はむっちゃきれいで馬場も大きい。あのきれいな馬場で、スカッと勝ちたかったんやけど…(6月8日・名古屋10R・名古屋CCピーチ賞・ミラクルスター3番人気6着)。『太論』で「いいところがあると思う」って言っちゃったからか、思ったより人気してたね。最初のうちは、ずーっと1番人気で。『太論』のせいかなぁなんて、下見所で考えてたわ。

──3〜4コーナーで狭くなって手綱を引くシーンがありましたね。その影響もあったのでは?

小牧 いや、こっちが下がったから狭くなってん。あそこで下がるようじゃダメやわ。外から自分の競馬に持ち込んで楽だったはずなのに、3コーナーでもうかわされてしまって。勝てるかなと思っていたぶん、下がってしまったときにはホンマにガックリきた。トップスピードがちょっと足りないんやね。人気していたのに、申し訳ないことをしてしまったわ。

──ほろ苦い弥富デビューになってしまいましたね。「名古屋まで応援に行きました!」というメッセージもきていましたよ。

小牧 ホントに申し訳ない。東京でもね、「コマキー!」っていう声援が聞こえたわ。うれしいもんやね。久しぶりに東京(競馬場)の雰囲気を味わえたのもよかった。やっぱり東京はいいね。ジャッドノワールも、思ったより頑張ってくれた(6月12日・東京5R・2歳新馬・10番人気9着)。

──好スタートからスッと好位を取れて。・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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