2022年06月21日(火) 12:00
予想に役立つ話かどうかは分からないが、タイトルホルダーの天皇賞春がいかに貴重というか珍しいレースだったか、というところからお話ししたい。
タイトルホルダーは天皇賞春で逃げを打った一方、上がり3ハロンの最速もマークした。前へ行くということと上がりタイムが速いということは普通は両立しないので、聞いただけでも珍しいケースであることはお分かりいただけるだろう。
2000年以降のJRA平地GI全体を見ても、逃げ切り勝ちでなおかつ上がり最速をマークしたのは・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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