2022年07月03日(日) 18:00
梅雨時の重賞らしく、近3年は渋った馬場(21年=稍重、20年=重、19年=稍重)で行われた七夕賞だが、今年はすでに梅雨明け宣言が出ている。良馬場ならゼーヴィントが1:58.2で勝った17年のような高速決着も想定すべきか。ちなみにこの年は1着ゼーヴィント(父ディープインパクト)、2着マイネルフロスト(父ブラックタイド)、3着ソールインパクト(父ディープインパクト)と、ディープ=ブラックタイドが上位独占。
同じく良で1:58.4だった16年もアルバートドックとダコール、ディープ産駒のワンツーだった。またゼーヴィント(母父ブライアンズタイム)とマイネルフロスト(母父グラスワンダー)は母父ロベルト系も共通する。(解説:望田潤)
アンティシペイト
CCAオークス(米G1・ダ10F)勝ちワンダーレディアンエルの甥。母アンチュラスはイングリッドの全妹でファンタジーS2着。ルーラーシップ×ディープインパクトはキセキやワンダフルタウンと同じ。母父の・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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