2022年07月20日(水) 18:01
▲現在大活躍中の鮫島克駿騎手が登場!(撮影:桂伸也)
夏の北海道からお届けする「with佑」、最初のゲストには今年デビュー8年目の鮫島克駿騎手に来ていただきました。昨年キャリアハイの69勝を挙げると、今年は既に43勝とさらに勢いを増す期待のジョッキー、初回の今回はその躍進の秘密に迫ります。
佑介騎手は克駿騎手の躍進ぶりについて「きっかけを作ってくれた人がいた」と話します。そのある方が「2021年はもっと頑張らなアカン。(福永)祐一に言っといたから」と、福永騎手に克駿騎手への指導をお願いしたそう。
元々福永騎手にはデビュー当時からお世話になっていたそうですが、その昨年からの指導をものにし、結果としてキャリアハイの69勝を挙げることになりました。果たしてそのきっかけを作ってくれた人とは誰なのか、福永騎手からは何を教わったのか、佑介騎手が羨む特別指導が明らかになります。
(取材・構成=不破由妃子)
──今回のゲストはデビュー8年目、躍進著しい鮫島克駿ジョッキーです!
克駿 そろそろ(オファーが)くるのではないかと…。
佑介 思ってた?
克駿 はい、思ってました(笑)。
佑介 俺も「そろそろ克駿を…」と思っていて、タイミングを計ってた。なにしろいっぱい勝ってるし(笑)。この機会にいろいろ聞いていきたいと思っているので、よろしくお願いします!
──私、克駿さんとは「はじめまして」なのですが、ジョッキー界ではどんなキャラなのですか?
克駿 ……(笑)。
佑介 先輩のなかに入るとイジられキャラやけど、後輩のあいだではボスらしい(笑)。
克駿 違いますよ!
佑介 ここ10年くらいは、どちらかというとおとなしい若手が多かったけど、克駿は元気がいい。目上の人から可愛がられるキャラやな。
▲先輩からは愛されキャラ、後輩からはボス的存在…?(撮影:桂伸也)
──確かに、“愛されキャラ”の雰囲気をまとっていますね(笑)。それにしても、2021年から勝ち星が倍増し、昨年はGIでも存在感を発揮。まずは躍進の背景から伺っていきたいのですが。
佑介 もちろん本人の努力があったことが前提だけど、きっかけを作ってくれた人がいたんだよな。
克駿 はい。2020年の競馬が終わったときに、ノースヒルズの前田幸治会長から「2021年はもっと頑張らなアカン。(福永)祐一に言っといたから」と言われたんです・・・
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JRAジョッキーの藤岡佑介がホスト役となり、騎手仲間や調教師、厩舎スタッフなど、ホースマンの本音に斬り込む対談企画。関係者からの人望も厚い藤岡佑介が、毎月ゲストの素顔や新たな一面をグイグイ引き出し、“ここでしか読めない”深い競馬トークを繰り広げます。
藤岡佑介
1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。
プロフィール
鮫島克駿の全成績
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