2022年11月13日(日) 18:00
3年連続で阪神芝外1600で行われるマイルCS。21年と20年は、ディープインパクト×タピットのグランアレグリアが1人気に応え連覇。これは単にマイラーとしての性能が抜きん出ていたからで、血統的な視点でみると、21年の2着シュネルマイスター(父キングマン)と3着ダノンザキッド(母父ダンジリ)がともにダンジグの血を引いていたことや、20年の2着インディチャンプ(父ステイゴールド)と3着アドマイヤマーズ(父ダイワメジャー)がともにノーザンテーストの血を引いていたことのほうに注目すべきか。
急坂のある阪神ではダンジグやノーザンテーストのような、後駆のパワーをよく伝えるノーザンダンサー血脈が活躍しやすい、と頭に置いておくべきだろう。(解説:望田潤)
ウインカーネリアン
ウインルチルやウインシトリンの半弟で、母コスモクリスタルはJRA4勝(芝1200)。母母クリスチャンネームは函館3歳S3着。アウトブリードの母にノーザンダンサー4×4とヘイルトゥリーズン4×4をもつスクリーンヒーローが配されてメリハリのきいた配合だ。父中距離×母短距離らしい先行脚質に出たが、母はしなやかタイプでストライドは伸びる。大箱マイルは得意だし持ち時計もあるが、関屋記念が理想的に運んでの重賞初Vだから相手強化は課題に。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
エアロロノア
エアスピネルやエアウィンザーの甥で、エアシャカールやエアシェイディなども近親。母エアワンピースはJRA4勝。母母エアメサイアは秋華賞馬。3代母エアデジャヴーはオークス2着。母父ロックオブジブラルタルは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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