2023年01月22日(日) 18:00
フェブラリーSの前哨戦で、過去5年の勝ち馬の4角順位は7、10、8、5、11とハッキリ差し有利の傾向。ミスプロ系はもちろんだが、ストームキャットやエーピーインディの血を持つ馬がよく活躍しているのは東京ダ1400戦らしい。ミスプロ系ではノンコノユメ(父トワイニング)、カフジテイク(父プリサイスエンド)、モーニン(母父ディストーテッドヒューマー)など、フォーティナイナー系の血が少し前はよく走った。最近もサウスヴィグラス産駒のテイエムサウスダンやスマートアヴァロンが好走しており、フォーティナイナーの血を引く馬の差しは穴に一考したい。(解説:望田潤)
ギルデッドミラー
母タイタンクイーンは優秀な繁殖で、サンタイネスS(米G2・ダ6.5F)のレネーズタイタン、スカイラヴィルS(米G3・ダ6F)のファッションアラート、日本に輸入されてからもストロングタイタンとミラアイトーンを産んでいる。母父ティズナウは北米年度代表馬でコントレイルの母母父。母方が北米血統だからダートも巧いが、オルフェ産駒らしく5歳時に本格化。近2走の東京戦の内容は光るし、砂をかぶっても平気なのは頼もしい。1400にも実績はあるがマイルがベターではあるか。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
テイエムサウスダン
船橋記念3着ムービングライトの全弟で、近親にキングエドワードH(米G2・ダ9F)のシルヴァーチケットなどがいる。ダンススマートリーやスマートストライクなども同牝系。母父ラングフールは・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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