2023年02月12日(日) 18:00
21年、22年につづいて、今年も阪神芝内1400で行われる京都牝馬S。21年は父ロードカナロアのイベリスが逃げ切り、22年は母父スキャットダディのロータスランドが番手押し切り。開催2週目で勝ち時計も速い(21年が1.20.0、22年が1.19.7)からか、ストームキャットのスピードがモノを言う結果となっている。取り上げた5頭では、父ロードカナロアのサブライムアンセムと、昨年の覇者ロータスランドがストームキャットの血を引く。(解説:望田潤)
ウォーターナビレラ
ソイカウボーイの半妹で、ビナスイートの姪で、メイショウムネノリなども近親。父シルバーステートは初年度から本馬やセイウンハーデスを出し人気種牡馬に。母父キングヘイローはイクイノックス、ピクシーナイト、ディープボンドなど最近よく走っている。外見や走りは父似で、マイラーというよりは1800で立ち回るタイプだと書いてきた。秋華賞は馬群で揉まれたのが敗因か。ファンタジーS勝ちの阪神内1400だが、スンナリ先行できるかがカギに。
距離○ スピード○ 底力○ コース◎
ウインシャーロット
グットディールの甥で、母マリアヴェロニカはJRA2勝。牝祖ラスティックベルからはクロノジェネシス、ノームコア、フサイチリシャール、フサイチエアデールなどが出る。父スクリーンヒーローはJC勝ち馬でモーリス、ゴールドアクター、ウインマリリン、クリノガウディーなどの父。母父ジャングルポケットなので・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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