2023年06月04日(日) 18:00
梅雨入り期で馬場が渋ることも多いレース。重の22年はガロアクリーク(8人気2着)とダーリントンホール(2人気3着)、不良の20年はダイワキャグニー(9人気1着)とトーラスジェミニ(18人気3着)、重の18年はサトノアーサー(2人気1着)とハクサンルドルフ(4人気2着)とグリュイエール(5人気3着)。道悪になるとヌレイエフの血を引く馬がよく絡むし穴にもなる。良で行われた21年は、1着ザダル(父トーセンラー)、2着サトノフラッグ(父ディープインパクト)、3着ファルコニア(父ディープインパクト)、ディープ系が1〜3着を占めた。(解説:望田潤)
ガロアクリーク
メイヒルS(英G2・芝8F)勝ちタレットロックスのイトコ。牝祖リヴィエールドールはサンタラリ賞勝ち馬で、孫にマイルの女王ゴルディコヴァなどが出る。父キンシャサノキセキはJRA賞最優秀短距離馬でサクセスエナジーやルフトシュトロームの父。キンシャサノキセキ×キングマンボはシュウジと同じだが、こちらは母母父が重厚なナシュワンで、戦績どおり1800ベストだろう。昨年の2着馬だが一年ぶりのブランクがどうか。キンシャサ産駒にしては渋った馬場はこなす。
距離◎ スピード○ 底力◎ コース○・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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