2023年07月14日(金) 12:00
先週の七夕賞ですが、最後の最後で13番人気のホウオウエミーズを本命にして救われる結果となりました。
Youtubeズンコでは複勝に1万円を注ぎ、10万円超えとなりましたし、フジテレビ「みんなのKEIBA」においては、今年の馬券収支が15000円程度までのマイナスに。このままプラマイゼロからのプラスに持って行きたいものです。
さて週中、大井競馬場で行われたJDDですが、ミックファイアの強さが際立つ内容でしたね。
レース前、枠の並びから厳しい競馬になるだろうなぁ…と思っていましたが、案の定、スタート後にミトノオーが外から先手を取る形となり、その後は内から川田騎手も進路取りに。負けはしましたが、このあたりが川田騎手の巧みさにも映りました。
しかし結果的にペースが流れたことと、前半のポジションニング争いをひいたことで、道中はこれまでとは真逆なハミ掛かり。
個人的には涼しい顔に映り、折り合いがついているように見えましたが、勝利騎手インタビューでは、「ペースの違いに、道中の手応えが悪く、集中力を切らさずに促していた」とのこと。
確かに戦歴から考えれば、これまでにない前半のペースに戸惑い、リズムを崩して最後はアップアップになってしまうもの。
それを捲って差し切るのですから、ミックファイアの強さは本物ですし、今回の競馬で選択肢も広がる内容。今後はJBC、チャンピオンズCを視野にいれるとのことですが、大きな可能性を感じます。
さて今週は函館記念となります。
現時点での注目は5頭。
まずは横山武史騎手のアラタ。
前走の巴賞は完璧なレース振りに加え、改めて洋芝適性を感じる内容。
またプラス体重で臨めている中での叩き2戦目。昨年のような重馬場にならなければ、見応えのある1戦になると思えます。
続いてルメール騎手のローシャムパークは、折り合いは鍵となりそうですが、能力は高い馬。またブローザホーンは2000mあたりの方が競馬は運びやすそうですし、どんな馬場でも対応できそう。
そして穴っぽいところで2頭、ルビーカサブランカとアルナシーム。ルビーは巴賞の内容がいい点と斤量が2kg減。そして引き続き鞍上は吉田隼人騎手。追いきりの動きに硬さがなく、前走以上のデキに映ります。ただ1点、内枠に入って欲しいようにも思えます。
アルナシームは距離に関してはギリギリな気がしますが、もともとポテンシャルは高い馬。気になります。
それでは皆さん、また次週お目にかかりましょう。ホソジュンでしたぁ。
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細江純子
愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。
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