アプリ限定 2023年12月18日(月) 18:04
▲乗馬として第二の馬生を送っているブラストワンピース(提供:ノーザンホースパーク)
いよいよ今週末に迫った、暮れのグランプリ・有馬記念。2018年に同レースを制したブラストワンピースは現在、北海道のノーザンホースパークで第二の馬生を送っています。パーク内でゲストとの触れ合いや写真撮影などのお仕事をこなす一方、馬場馬術の大会で優勝するなど競技馬としても大活躍中! 素顔はとても可愛い性格の持ち主だというブラストワンピースの現在について、普段お世話を担当している、ノーザンホースパークの乗馬運営課スタッフ・山内 竣太郎さんにお話をうかがいました。
さらに、一緒に有馬記念を制したパートナー、池添謙一騎手からブラストワンピースへのメッセージもいただきました! ぜひご覧ください。
(取材・文=佐々木祥恵 / 池添謙一騎手コメント取材=大恵陽子)
──競走馬から乗馬への転用となったわけですが、リトレーニングはスムーズに進みましたか?
山内 引退の要因が怪我でしたので、その状態を見ながら慎重に丁寧に移行していきましたが、競技を開始してからはとても活躍してくれています。
──馬場馬術競技で好成績ですね。
山内 障害飛越の適性も確かめましたが、馬場馬術の方が向いていました。馬場馬術の競技の練習を始めてから3、4か月くらいで大会に優勝するくらいのポテンシャルがあり、才能を感じましたね。さすがグランプリホースだなと思いました。
──どのあたりに馬場馬術競技馬としての才能を感じますか?
山内 他のサラブレッドと比べても、柔軟性がすごくあります。
──つまり体が柔らかいということですか?
山内 そうですね、背中もすごく柔らかいです。馬場馬術は、ただ単に走るというわけではなく、ゆっくり走ったり斜めに動いたりするので、そういった部分に柔軟性が問われます。体が柔らかいのが彼の大きな武器だと思います。
▲「他のサラブレッドと比べても、柔軟性がすごくあります」(提供:ノーザンホースパーク)
──今年6月に初めて競技会に出場して、6頭中最下位でした。
山内 初出場ということで緊張して良いパフォーマンスができませんでしたが、次の大会で優勝することができました。
──それは凄いですね。最下位から優勝へと飛躍した理由は?
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