重賞4勝目のディサイファに小島太師「本物だな」/AJCC

デイリースポーツ

2016年01月25日(月) 12:00

武豊のエスコートでAJCCを制したディサイファ(左)=中山競馬場

「第57回AJCC・GII」(芝2200m)は24日、中山11Rに16頭で争われ、2番人気のディサイファ(美浦・小島太)が、昨年の札幌記念に続く、重賞4勝目をマークした。前半は中団のインで待機すると、4角手前で鞍上の武豊がパートナーを徐々に外へ誘導。直線では外から鋭く伸びて、難なく後続の追撃を封じ込めてフィニッシュした。勝ちタイムは2分12秒0。1馬身1/4差の2着は3番人気のスーパームーン、さらに首差の3着には7番人気のショウナンバッハが続いた。なお、1番人気のサトノラーゼンは好位から運んだが、直線で伸び切れず10着に終わった。

 武豊が久々にコンビを組んだディサイファで、自らの記録を更新する30年連続のJRA重賞Vを達成。真っ先にゴールした後、スタンドへ向けて左手のガッツポーズで喜びを表した。「思い通りの競馬。手応えが良く、早めに動こうと思っていた。先頭に立つのが早かったけど、あとは馬が頑張ってくれたね」とたたえた。記録については「長年やっているし、いい馬に乗せてもらっているからね」といつものように淡々と喜びをかみしめた。

 小島太師は「いい内容だった。本物だな」と満面の笑み。明け7歳にして、ようやく完成形に近づいてきた愛馬に「これからだよ。さらに良くなるゾ」と目を細めた。今季初戦を2つ目のGII制覇で決め、悲願のGI制覇へ向けて力強く踏み出した。「重い芝もこなせるし、いろいろと考えたい」と次走の明言は避けたが、オーナーのモハメド殿下のお膝元で行われるドバイワールドカップデー諸競走(3月26日・UAE)参戦も含め、近日中に答えが出される。遅咲きの逸材が、飛躍の一年へ大きく翼を広げた。

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