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ラブバレット菅原勲師「中央馬相手でもスピード負けはしない」/根岸S厩舎情報

2017年01月26日(木) 19:00

菅原勲調教師が「中央の馬が相手でもスピード負けはしないと思います」と語るラブバレット(撮影：佐々木祥恵)

　根岸S(GIII・ダ1400m)に岩手競馬から参戦するラブバレット(牡6・菅原勲)が、滞在中の美浦トレセン、北馬場のCコース(ダート)で最終追い切りを行った。追い切り後の菅原調教師と山本聡哉騎手のコメント。

■菅原調教師。
「今日は思ったよりも時計が出ていましたし、馬の状態も良いと思います。どこに行っても落ち着いている馬なので、環境の変化も大丈夫です。体はできていると思いますし、良い状態をキープしています。前走(兵庫GT・JpnIII・4着)は内に入って、この馬にとっては苦しい競馬でした。なるべくなら砂は被らない方が良いのですが、前回は被っても我慢していましたので、収穫はありましたね。結構スピードもありますし、中央の馬が相手でもスピード負けはしないと思います。

　距離は1200から1400mが合っていて、1600だと少し長いように思います。距離的に1400がベストなのと、前走からちょうど1か月あいてローテーション的にも良いので、このレースを使うことにしました。ハナにはこだわらず、3、4番手から揉まれない競馬がしたいです。スピードを生かせる脚抜きの良いダートの方が良いとは思います。山本聡哉騎手も岩手のリーディングですし、ずっと乗っている馬ですから、特別アドバイスすることはありません。あとはベストの距離で中央馬とどのくらい戦えるかですね」

■山本騎手。
「美浦に来たのは初めてで、厩舎やコースなど施設が多く、迷子になりそうでした。このような充実した施設で手をかけて育てれば、馬が強くなるのかなとも思いました。このような環境で過ごすことは、馬にとっても良い経験になると思います。今日はいつもと変わりなく軽くやったつもりでしたが、良い時計が出ましたし、心身ともに状態が良さそうです。

　どんなレースをするかは枠順次第になると思いますが、スムーズな競馬をしたいですね。前走は砂を被りながらも手応えはありましたし、砂を被ってもある程度は頑張れますけど、なるべくなら被らず競馬ができた方が良いです。今回は前に行く馬が多そうですが、この馬もスピードがありますので、速い流れにも対応できると思います。前向きに走るところが、この馬の長所です。3走前(水沢・青藍賞・OP・2着)は1600mの距離を考えて、大事に乗り過ぎたのが裏目に出ました。今回はこの馬の競馬をしたいと思います」

(取材・写真：佐々木祥恵)

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