ハナズオーナー・タバート氏一口馬主クラブ設立へ 今年の1歳馬から募集開始

デイリースポーツ

2017年07月20日(木) 06:14

 14年オールエイジドS・豪G1を制したハナズゴールの馬主として知られるオーストラリア人のマイケル・タバート氏(42)が、新たなクラブ法人「ニューワールドレーシング」の設立を目指していることが19日、明らかになった。

 既にJRA馬主登録を済ませており、自身は個人馬主の資格を返上してクラブの代表取締役に就任する。金融庁の審査を無事に通過すれば、今年の1歳馬から募集を始める見込みだ。

 タバート氏は7月初旬に個人馬主が対象の「ニューワールドレーシング・オーナーズ」(1頭=10口)を立ち上げ、北海道浦河町を中心とした日高地方の活性化をコンセプトとして掲げている。内容的にも「運営に関する費用は一切なし」、「賞金を個人馬主と同じ80%全額還元」など、金銭面の恩恵が大きい新たな試みを提案したことで反響を得た。

 一般ファンが出資可能な今回のクラブ法人に関しては詳細を明らかにしていないが、同様のシステムをもとに日高生産馬が募集馬の中心になっていくと思われる。また、愛国産のフランケル産駒を自身の名義で購入しており、創設初年度の“超目玉商品”として募集に出される可能性もありそうだ。

 クラブ法人は競馬界を席巻しており、昨年の馬主賞金ランキングで1〜4位を独占。10日に行われた「セレクトセール」の場でも、(株)DMM.comが“1頭=最大1万口”という新形態のクラブ法人設立を発表した。ただいずれも“社台系”が募集馬の中核で、日高地方は苦戦を強いられている状況。革新的な姿勢を持つタバート氏が新風を巻き起こすのか、注目が集まる。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す