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【天皇賞】ネオリアリズム迫力満点　昨年Ｖのモーリスに続け

デイリースポーツ

2017年10月27日(金) 07:00

　半年ぶりのレースとなるネオリアリズム（左）が軽快な動きを見せた

　「天皇賞（秋）・Ｇ１」（２９日、東京）

　昨年のモーリスに続け-。秋盾連覇を狙う堀厩舎勢２騎が２６日、美浦Ｗでそれぞれ最終リハを行った。ネオリアリズムは併せ馬で迫力満点のフットワークを披露。ＱＥ２世ＣでＧ１初制覇を飾った力を、凱旋レースとなる一戦でも存分に発揮する構えだ。なお、出走馬１８頭と枠順が確定。馬券は２７日に一部ウインズで前々日発売が行われる。

　香港でのＧ１勝ち以来、半年ぶりのレースになるネオリアリズムは、美浦Ｗで今週デビュー予定の２歳馬サトノソルタスに胸を貸した。道中１馬身ほど追走し、直線で内に入ると強めに追う相手に対し歩調を合わせるように馬なりのまま併入した。タイムは４Ｆ５２秒４-３８秒４-１２秒３。

　森助手は「先週は調教で気を抜く面があったので、きちんと負荷をかけた。最後まで集中して走れて休み明けだが、仕上がりはいい」と状態に太鼓判。予定していた札幌記念は爪を痛めて回避したが、その影響はみじんもない。

　１５年１１月の準オープン戦（１着）以来となる東京コースは、６戦３勝と好相性。「この馬の持ち味はスピードの持続性。そこを生かしてリズム良く進めれば」。持ち前の先行力を生かし、前走の再現を狙う。
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