【朝日杯FS】ダノンスマッシュ安田師「これで負けたら仕方ないくらいの状態」&香港ドンキ振り返り/ねぇさんのトレセン密着

2017年12月13日(水) 20:20

安田隆行調教師が「現段階でこれで負けたら仕方ないな、というくらい」と語るダノンスマッシュ(撮影:花岡貴子)

 無事、日本に戻ってきました!ほんの少し前の出来事にもかかわらず、香港での滞在が遠い昔に感じます。香港で話していた面々と再び栗東で顔をあわせているから余計にそう感じます。香港スプリントで6着となったレッツゴードンキは来春は高松宮記念を目指しつつ、来年も香港の短距離路線を視野に入れて調整していくとのことです。

「短距離馬はスケジュール的に日本から無理なく香港GIを狙えるんだ」

 出遅れについては、隣の馬のゲートボーイに気を取られてしまったようです。

「こちらはゲートボーイもリードホースもつけていない。でも、隣の馬のことだからどうしようもない」

 ただし、今回遠征では負けたけれど収穫もあったそうです。

「実際に遠征して、課題が明確になってきた。出遅れてよく6着まで上がってきたし、次はこの経験を生かして結果を出したいね」

 香港の日程をみると、4月29日に行われるチェアマンズスプリントプライズ(GI、シャティン競馬場、芝1200m)への参戦が有力です。梅田師は「スマートレイアー、また一緒に香港へ行ってくれないかな(笑)」なんて言ってますが(笑)、スマートレイアーが行くにしろ行かないにしろ、次はレッツゴードンキ自身が精神的に余裕が持てる遠征になることを願っています!

 さて、今週は朝日杯フューチュリティステークスが阪神競馬場で行われますね。もみじSを勝って連勝中のダノンスマッシュに注目しています。父は2013年の年度代表馬にも輝いたことがあるロードカナロア。そして、所属の安田厩舎も、担当している岩本助手もロードカナロアと同じなんです。

ロードカナロア産駒はこの世代は14頭管理しています」と目を細める安田師。その馬たちは「大人しくて扱いやすいところが似ている馬が多い。特にダノンスマッシュはギャロップの走り方が似ていますよ」とのことです。

 先週、今週と主戦の福永騎手が手綱をとって追い切られました。

「一戦ごとに良くなっていますね。今朝の最終追い切りでは、ジョッキーから『体に芯が入ってきた』というコメントをもらいました。まだこの先も成長していくでしょうが、今の段階で仕上げられるだけ仕上がった感じ」(安田師)

 状態の良さにはかなりの手ごたえを感じているようで「いい状態をキープしていて、現段階でこれで負けたら仕方ないな、というくらいいいですよ」(安田師)と話していたほどです。同じダノンの冠名がつくダノンプレミアムは強敵ですが、スマッシュも負けてはいませんよ!

(取材・写真:花岡貴子)

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