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ノンコノユメなど、根岸S厩舎情報/美浦トレセンニュース

2018年01月24日(水) 17:20

ここに来て肉付きが良くなってきたノンコノユメ(撮影：佐々木祥恵)

　勝ち馬にフェブラリーS(2/18・GI・東京ダ1600m)の優先出走権が与えられる根岸S(GIII・東京ダ1400m)に美浦から出走する注目馬について、各調教師の追い切り後のコメント。

■ノンコノユメ(セン6・美浦・加藤征弘)について、加藤調教師。
「前走(チャンピオンズC・GI・9着)はペースもさほど速くなくて展開も向かなかったですし、直線では外に出すことができなくて、砂を被った分、気難しさを出してしまいました。前走後は山元トレセンに放牧に出して、こちらには4週ほど前に帰厩して調整しています。

　2週前のウッドチップコースでの追い切りがあまり良くなかったので、先週は北Cコース(ダート)でしっかりやって、馬の走りを確かめました。併せ馬をすると気難しさを出すので、今日(1/24)は前にいる3頭のペースをしっかり見ながら、1頭で気分良く走っている感触を内田(博)騎手に掴んでもらいました。ジョッキーも乗りやすくて良かったと言っていましたし、この馬としては非常に良く動いていたと思います。

　去勢してから少し細くなりかけた時期もありましたが、ここに来て肉付きが良くなっています。良い方に向いていますし、状態もキープしています。1400mは少し距離が短いかもしれませんが、その分大好きな東京コースなので、最後はしっかり脚を使ってくれるでしょう」

■ブラゾンドゥリス(牡6・美浦・尾形和幸)について、尾形調教師。
「前走(ギャラクシーS・OP・2着)は内で砂をたくさん被って苦しい競馬でしたが、良く抜け出してきてくれました。冬場は調子が良く、今日(1/24)の追い切りもいつもの動きでした。東京コースの方がレースはしやすいでしょう。

　前走は勝ったアキトクレッセントが55キロでこの馬が57キロと2キロの斤量差がありましたので、1キロ差の今回は逆転できるかもしれませんし、好レースを期待したいです」

■ノボバカラ(牡6・美浦・天間昭一)について、天間調教師。
「前走のカペラS(GIII・8着)は速い馬が他にもいましたので、馬込みの中でのレースとなり、終いも脚を使ってくれていますが、もうひと息といった感じでした。レース後、左トモに疲れが出ましたが、しっかりケアをしていますし、この中間も順調に来ています。

　東京のダート1400mはあまり使っていない条件ですが、適性はあると思います。今週(1/24)の動きも良かったですし、このレースを目標にしてしっかり仕上がっていますので、あとは次に繋がるスムーズなレースをしてほしいです」

(取材・文：佐々木祥恵)

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