昨年の菊花賞馬・キセキ(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)は、4月1日に阪神競馬場で行われる大阪杯(GI・芝2000m)か、4月29日に京都競馬場で行われる天皇賞・春(GI・芝3200m)を視野に入れている。

　同馬は昨年12月10日に香港・シャティン競馬場で行われた香港ヴァーズ(GI・芝2400m)での9着以降、休養に入っている。

　キセキは、父ルーラーシップ、母ブリッツフィナーレ、母父ディープインパクトという血統。昨年の菊花賞では不良馬場をものともしない末脚で突き抜け、クラシック最後の1冠を掴んだ。また、父ルーラーシップに産駒の重賞初制覇にしてGI制覇をプレゼントした。