北米を代表する女性調教師、リンダ・ライス師に贈賄疑惑が浮上

2018年02月05日(月) 11:30

 ニューヨーク州競馬賭事委員会が、ニューヨークを拠点としているリンダ・ライス調教師(53歳)を、贈賄容疑で捜査していることが明らかになった。2日付けでデイリーレイシングフォームが報じたものだ。

 記事によれば、2010年から2014年頃の間、ライス師はニューヨーク競馬協会の職員に現金を渡し、その見返りとして、どのレースにどんな成績の馬がエントリーしているかの情報を、エントリーが締め切られる前に受け取り、自らの管理馬をどのレースにエントリーするかを決める上で役立てていたという。

 ライス師は、ゲートクルーを含めて、ニューヨーク競馬協会の職員に現金を渡したことは認めているものの、クリスマスギフトとして渡していたもので、買収の意図はなかったと主張している模様だ。

 上記の期間、ニューヨーク競馬協会にあって、出馬登録の情報を知りえた人物として、ホセ・モラレス氏、マット・サルヴァト氏の名が挙がっている。

 ライス師は1987年に開業。2015年の全米最優秀短距離牝馬ラヴァーダッドをはじめ、シングスチェンジ、テンスキー、シティージップ、ルシファーズストーン、パレス、プリンセスヴァイオレットといったG1勝ち馬を育て、北米を代表する女性調教師の一人に挙げられている。

(文:合田直弘)

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す