2着までに入った馬にオークス優先出走権が与えられるフローラS(GII・東京芝2000m)。本日の追い切った注目馬3頭について、管理する各調教師のコメント。

■ノームコア(牝3・美浦・萩原清)について、萩原調教師。
「休み明けの前走(フラワーC・GIII・3着)も状態は良かったですが、今回も追い切りの動きが良くていい意味で平行線といった感じで出られそうです。増えていた馬体重も少し減っての出走になるでしょう。前走は休み明けとしては内容が良かったです。東京替わりや距離延長は問題ないと思いますので、ここでどんな競馬をしてくれるか期待したいですね」

■レッドベルローズ(牝3・美浦・鹿戸雄一)について、鹿戸調教師。
「いつも通りの稽古ができていて、順調です。調教駆けする馬と併せましたが、遜色なく動けていて良い動きでした。テンションが高い馬で、レース当日はとても興奮します。ただ普段はだいぶ大人しくなっていますし、前走(ミモザ賞・500万・1着)から装鞍所あたりまでは大人しく歩けるようになりました。随分競馬を覚えてきましたし、少しずつ距離を延ばしているのもうまくいっているので、それらが良い方に出てうまく流れに乗れればいい競馬ができるでしょう」

■デュッセルドルフ(牝3・美浦・木村哲也)について、木村調教師。
「今週(4/18)は先行して併入といういつも通りのパターンで追い切りました。前走(500万下・1着)はコンディションが上向いていましたし、この馬の健康状態が良かったことが結果に繋がったと考えていますが、その状態をキープしている感じです。今回は東京へのコース替わりや距離延長、相手強化など克服することがありチャレンジの一戦となりますが、頑張ってもらいたいです」

(取材・文：佐々木祥恵)