【英ダービー】ディープ産駒サクソンウォリアー敗れる ゴドルフィンのマサーが巻き返しV

2018年06月03日(日) 00:44

W.ビュイック騎手騎乗のマサーが、直線見事な脚で抜け出し快勝(撮影:栗山求)

 2日にエプソム競馬場で行われた英ダービー(G1・芝2400m)は、日本産ディープインパクト産駒のサクソンウォリアー(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が断然の1番人気として出走し、R.ムーア騎手騎乗で中団から進めたが、直線伸びきれず4着。無敗での英国クラシック二冠制覇とはならなかった。

 勝ったのはW.ビュイック騎手騎乗のマサー(牡3、英・C.アップルビー厩舎)。中団からレースを進め、直線見事な脚で抜け出し最後は1.1/2馬身差をつけ初のG1タイトルを奪取した。2着にはS.デソウサ騎手騎乗のディーエックスビー(牡3、英・M.ジョンストン厩舎)、3着にはO.マーフィー騎手騎乗のロアリングライオン(牡3、英・J.ゴスデン厩舎)が入った。良馬場で勝ちタイムは2:34.93。

 勝ったマサーは父New Approach母Khawlahその父Cape Crossという血統。昨年5月にデビューし、ここまでG3を2勝していた。前走の英2000ギニー(G1・芝1600m)ではサクソンウォリアーの3着に敗れていたが、ここで巻き返し見事にビッグタイトルを手にした。また、父ニューアプローチ、父父ガリレオとの父子3代での英ダービー制覇となった。

 サクソンウォリアーは父ディープインパクト、母は欧州2歳牝馬チャンピオンのメイビー、その父Galileoという血統。母は2013年春に日本で繁殖入り。2014年春に同じく父ディープインパクトの牝馬パヴレンコを出産し、2015年に産まれたのがサクソンウォリアー。昨年の8月27日にアイルランドのカラ競馬場でデビューし、2歳時に無敗の3連勝でG1・レーシングポストTを優勝、今年初戦の英2000ギニーでクラシック第一冠目を制していた。今回でデビューからの連勝は「4」で止まった。

 ディープインパクトは産駒のワグネリアン(牡3、栗東・友道康夫厩舎)が今年の日本ダービー(GI・芝2400m)を制しており、産駒の日英ダービー制覇が期待されていた。

 また、仏ダービー前哨戦・グレフュール賞で圧勝したディープインパクト産駒・スタディオブマンが3日の仏ダービーに出走。こちらも有力候補の1頭であり、日仏ダービーをディープインパクト産駒が制するという可能性がまだ残っている。

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