１月６日の中山競馬で馬に蹴られ、右尺骨を骨折した松岡正海騎手（３４）＝美浦・フリー＝が５日、美浦トレセンでの調教騎乗を再開。３頭にまたがった松岡は「疲れました」と言いながらも笑顔をのぞかせた。今週末の東京で実戦にも復帰する予定だ。

　自然治癒なら３カ月かかるところを、手術を受けて患部をプレートで固定し、わずか１カ月での復帰。「全身麻酔で最初の２日間は痛くて眠れなかった」と松岡。中山記念（２４日・中山）でウインブライトに騎乗するため、気合で早期復帰にこぎつけた。