【ラジオNIKKEI賞】26年連続で重賞未勝利馬が勝っているハンデ戦/JRAレース展望

2019年06月25日(火) 06:00

他路線組との比較は鍵になるが、小回りコースはプラスに働きそうだ

 26年連続で重賞未勝利馬が勝っているハンデ戦。クラシック戦線で敗れてしまった馬、間に合わなかった馬が秋以降の飛躍を目指し集結する。小回りコース福島の開幕週に行われるため立ち回りの器用さが要求されやすい。

1.54kg〜56.5kgの馬が優勢

 中山で行われた2011年も含む過去10年の成績を負担重量別で見てみると、54kg〜56.5kgだった馬が勝っている。対して53kg以下だった馬は複勝率10.9%にとどまり、特に52kg以下の馬は一頭も馬券に絡んでいない。ある程度斤量を背負う馬が中心になると見て良いだろう。

2.内枠・先行有利

 過去10年の成績を枠番別で見てみると、1〜3枠が15頭馬券になっており複勝率は28.8%。内枠有利と言えそうだ。また近年はハナを切った人気薄がそのまま粘り込むシーンも良く見られる。小回りの開幕週という条件であり、やはり逃げ・先行馬には警戒が必要だ。

3.オープンクラスでの実績・キャリア数

 過去10年で以前にJRAのオープンクラスで5着以内を経験していた馬の複勝率が26.3%に上るのに対し、その経験がなかった馬は複勝率13.5%にとどまる。しかし過去にオープンクラスで5着以内がなかった馬の内でも、キャリア6戦未満だった馬に絞ると複勝率は25%と上々だ。


 レッドアネモスは前走の白百合Sを優勝し通算3勝目を挙げた。ハナにこだわらない形で結果を出したのは収穫で、小回りコースでも先行してスムーズに立ち回っていけそう。他の路線組との力関係がカギとなるがスピードは全く見劣らない。

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