【スプリンターズSレース後コメント】タワーオブロンドン C.ルメール騎手ら

ラジオNIKKEI

2019年09月29日(日) 18:19

タワーオブロンドンをエスコートしたC.ルメール騎手と管理する藤沢和雄調教師(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

中山11Rの第53回スプリンターズステークス(3歳以上GI・芝1200m)は2番人気タワーオブロンドン(C.ルメール騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分07秒1(良)。半馬身差の2着に3番人気モズスーパーフレア、さらにクビ差の3着には1番人気ダノンスマッシュが入った。

タワーオブロンドンは美浦・藤沢和雄厩舎の4歳牡馬で、父Raven's Pass、母スノーパイン(母の父Dalakhani)。通算成績は14戦7勝。

〜レース後のコメント〜

1着 タワーオブロンドン(C.ルメール騎手)
「直線はずっと伸びていて、ゴールまで頑張ってくれました。前走は強かったのですが、今日は中山で時計が速かったので、後ろのポジションでは心配でした。それでも能力で勝つことができました。ダノンスマッシュをマークして行きたかったのですが、内へ入っていきましたし、この馬にはそのポジションは合いませんから、大外へ行ってスムーズに走ることができました。最初から良い馬でしたし、スプリント路線で強くなってくれて、とても気持ちが良いです。またGIを勝てると思いますから、ぜひ応援してください」

2着 モズスーパーフレア(松若風馬騎手)
「前走より仕上がっていて、返し馬の雰囲気も良かったです。レースではスタートが決まり、自分の形に持ち込めて、最後も頑張ってくれましたが、勝ち馬の決め手が上でした。思い描いていたレースができて悔いはないです」

3着 ダノンスマッシュ(川田将雅騎手)
「馬の雰囲気は抜群でした。負けはしましたが、これを経験として、来年こそは勝てるように頑張ります」

4着 ミスターメロディ(福永祐一騎手)
「コンディションは仕上がっていて、返し馬の雰囲気も良かったです。あとは手前をどう替えさせるかというところだけが課題で、替えやすいようにポジションなど気をつけましたが、うまく替えられませんでした。そのぶん、最後のひと伸びがききませんでした。このあたりは右回りと左回りの差かなと思います。それでも得意でない右回りで、勝ち負けというところまで頑張っていますし、ここまで仕上げてくださった陣営にも感謝します」

8着 ノーワン(内田博幸騎手)
「ごちゃごちゃしたくないと思っていて、勝ち馬の後ろでリズム良く、自分のペースで行けました。最後も頑張っていますが、さすがGIといった感じでした。今日の経験は次につながってくると思います」

9着 リナーテ(三浦皇成騎手)
「出して行きましたが、ペースが速く、後方からになりました。ただ、あのポジションは想定内で、その後もこの馬のコースは作れましたが、最後は急坂が堪えて、今日の馬場も影響しました」

10着 アレスバローズ(菱田裕二騎手)
「スタートは五分でしたが、いつものような行きっぷりがありませんでした。いつもはテンから行ける馬なのですが......」

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