【JBCスプリントレース後コメント】ブルドッグボス御神本訓史騎手ら

ラジオNIKKEI

2019年11月04日(月) 17:44

浦和所属のブルドッグボスがゴール寸前で差し切って勝利(c)netkeiba.com、撮影:高橋正和

 浦和競馬場(晴、重)で4日、第19回JBCスプリント(JpnI、ダート1400メートル)が行われ、4コーナー5番手から鋭く伸びた6番人気のブルドッグボス(浦和)がゴール寸前で差し切って勝利した。勝ちタイムは1分24秒9。

 3コーナーから先頭に立って押し切りを狙った藤田菜七子騎手騎乗の2番人気コパノキッキング(JRA)がクビ差で2着、さらに3馬身差の3着には11番人気のトロヴァオ(大井)が追い込んだ。
 
 4着に8番人気ノボバカラ(JRA)、5着に3番人気のノブワイルド(浦和)が入り、1番人気のミスターメロディ(JRA)は6着だった。

 勝ったブルドッグボス父ダイワメジャー母リファールカンヌ(その父デインヒル)という血統の7歳牡馬で、浦和・小久保智調教師の管理馬。通算成績は36戦11勝(うちJRA18戦7勝)で、JpnI/GIはこれが初制覇。鞍上の御神本訓史騎手は2007年のフジノウェーブ以来、12年ぶり2度目のJBCスプリント制覇を飾っている。

<レース後の関係者のコメント>
1着 ブルドッグボス
(御神本訓史騎手)
「JBCを地方所属馬が勝つことは難しいと言われていたので、勝つことができて良かったです。先行争いが激しくなり、1周目のゴール板を過ぎてからもペースが上がり、速いと感じました。最後の直線ではコパノキッキングの伸びが思ったほどではなかったので、もしかしたらかわせるかな、何とか勝とうと思って追っていましたが、きっちり差し切ってくれました。改めて年齢以上の若さとレース巧者であることを感じました。初めて浦和競馬場でJBCを開催して、浦和所属の馬で勝つことができました。関係者の皆様、ファンの皆様のおかげです。まだまだJBCを地方所属馬が勝つことは難しいので、これからも頑張ります。応援よろしくお願いします」

(小久保智調教師)
「勝った実感はまだありません。ブルドッグボスは春先に復帰してから道営で調整してもらって、JBCを最終目標としてここまで来ました。今回が一番体調は良かったです。脚元など色々と考えなくてはならないことがあるので、今後についてはこれから決めて行きたいです。(7歳ですが)まだまだやれますので、上のステップでも頑張ってくれると思います。これからも応援よろしくお願いします」

2着 コパノキッキング
(藤田菜七子騎手)
「悔しいです。チャンスがある馬に引き続き乗せて頂いていたので、とにかく悔しいの一言です。メンバーを見て、番手につける競馬ができたらと思っていました。ゲートは待たされましたがしっかりと出てくれて、道中は抜群の手応えでした。向正面を過ぎたあたりから馬が自分でハミを取ってくれたので、馬の邪魔をしないように気をつけて乗りました。前走より状態が良くて、ナイターではない分なのか、落ち着きもありました。浦和競馬場にこれだけ多くのファンの方が来てくださって嬉しいですし、その中で騎乗することができて感謝します。今回勝つことはできませんでしたが、また勝てるように頑張ります」

5着 ノブワイルド
(左海誠二騎手)
「自分のレースは出来ました。流れが速くなってしまってどうしても息が入りませんでした。自分の形にできたかな、と思ったところからまた来られてしまいました。自分のレースをして5着に残っていましたし、力はあります。また大きいところを狙えたらいいと思います」

6着 ミスターメロディ
(福永祐一騎手)
「久々のダートスタートでも五分に出てくれました。前半は前が飛ばしていましたし、悪くないと思いました。向正面で外に出して、コパノキッキングを射程圏に入れましたが、3コーナーから手応えが悪くなり、脚が上がってしまいました。この秋では一番のコンディションだったと思いますし、苦にしている感じはなかったです。初めてコーナー4つの競馬、しかも地方競馬としてもトリッキーな浦和コースというとはあったかなと思います。結果は残念ですが、馬はよく対応してくれました」

(取材:大関隼、山本直、小屋敷彰吾)

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