【京成杯】スカイグルーヴ 馬なりも抜群の手応えで併入

デイリースポーツ

2020年01月16日(木) 06:00

 美浦Wでの3頭併せで軽快なフットワークを披露したスカイグルーヴ(左)=撮影・三好信也

 「京成杯・G3」(19日、中山)

 デビュー2戦目での重賞制覇を目指すスカイグルーヴは15日、美浦Wでの3頭併せで馬なりながら軽快なフットワークを披露。クラシックの大舞台を見据えて、牡馬を蹴散らし、結果を出してみせる。連勝中のヒュッゲは栗東坂路を豪快なアクションで駆け上がり、好調ぶりをアピールした。また、京都2歳S3着ロールオブサンダーも、栗東坂路で力強い走り。しぶとさを生かして初タイトルを狙う。

 小雨交じりの午前7時過ぎ、スカイグルーヴは美浦Wでサクライロ(3歳未勝利)、ユナカイト(4歳2勝クラス)を追走してスタート。前2頭との間隔は約3〜4馬身。3、4コーナーの中間から内に進路を取って、間合いを一気に詰めた。直線に入り前を追うと、馬なりながら抜群の手応えのまま併入でフィニッシュ。少しぬかるんだ馬場も全く問題なく、軽やかなフットワークで駆け抜けてみせた。

 昨年11月の東京でのデビュー戦を逃げて5馬身差で圧勝したあとは、短期放牧を経て牡馬相手のこの一戦に照準を定めた。木村師は「順調だと思いますよ。やれることはやってきた」と仕上がりに不満はない。ただ、レース内容には少し不満もあったようで、「(内容は)良くなかったですね。戦法が極端になってしまうと、先がなくなっちゃうから」と期待が高いからこそ勝ち方にもこだわっている。

 コースは東京から中山に変わるが、距離は同じ2000メートルでの重賞初挑戦。トレーナーは「(乗り手の)言うことを聞いて走らせられるように使っていきたい。余裕を持って走らせないと、(気持ちの)ゆとりがなくなってしまうから」と精神面の成長を促していきたい考えだ。牝系をたどれば、日本を代表する名牝であるエアグルーヴダイナカールへとさかのぼる。秘めた素質の高さは間違いなくクラシック級。ここで指揮官が納得する内容で結果を残せば、大舞台に向けて視界はグッと開けていく。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す