【大井・JDD】カフェファラオが無敗での戴冠を狙う/ジャパンダートダービーの見どころ(地方競馬)

2020年07月06日(月) 19:25

3連勝でユニコーンSを制したカフェファラオが参戦!(撮影:下野雄規)

 3歳ダート王決定戦。今年はユニコーンSを圧勝したカフェファラオに人気が集中しそうだ。条件が変わるここでも力の違いを見せ付けることができるか。主な出走馬は以下の通り。

■7/8(水) ジャパンダートダービー(3歳上・JpnI・大井ダ2000m)

 カフェファラオ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)は前走のユニコーンSをレースレコードで5馬身差圧勝。力が違うと言わんばかりの内容で、デビュー無敗の3勝目をあげた。距離延長、初の地方と未知数な面はあれど、3歳ダート王の座は譲れないだろう。無傷での戴冠を期待したい。

 バーナードループ(牡3、美浦・高木登厩舎)は未勝利と1勝クラスに続く3連勝で、兵庫CSをV。ロードカナロア産駒初のダートグレード競走ウィナーになった。今回は新馬戦で10馬身差付けられたカフェファラオとの再戦となるが、どこまで食い下がれるか。

 エメリミット(牡3、船橋・林正人厩舎)は前走の東京ダービーで、今回もコンビを組む山口達弥騎手と人馬共に重賞初制覇を飾った。今回は相手が強化されるが、大井2000mを経験済みであることはアドバンテージとなるはず。あっと言わせるシーンがあってもおかしくないだろう。

 ミヤジコクオウ(牡3、栗東・川村禎彦厩舎)はエスポワールシチーの半弟にあたるヴィクトワールピサ産駒で、前走のリステッド競走・鳳雛Sを3馬身差快勝。追われてからしぶとく伸び続けるレースぶりを見ると、距離延長は問題なくこなせそう。初の重賞でどのような走りを見せるか。

 他にも、東京ダービー除外からの仕切り直しとなるブラヴール(牡3、船橋・佐藤裕太厩舎)、ユニコーンSで5着のキタノオクトパス(牡3、美浦・高木登厩舎)、同6着のフルフラット(牡3、栗東・森秀行厩舎)、鳳雛Sで2着のダイメイコリーダ(牡3、栗東・森田直行厩舎)らも戴冠を狙う。

 発走は20時05分。



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