4日、中山競馬場で行われたスプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)は、後方からの競馬となったC.ルメール騎手騎乗の1番人気グランアレグリア(牝4、美浦・藤沢和雄厩舎)が、直線で外から一気に突き抜け、2着の3番人気ダノンスマッシュ(牡5、栗東・安田隆行厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒3(良)。

　さらに1/2馬身差の3着に10番人気アウィルアウェイ(牝4、栗東・高野友和厩舎)が入った。なお、2番人気モズスーパーフレア(牝5、栗東・音無秀孝厩舎)は10着に終わった。

　勝ったグランアレグリアは、父ディープインパクト、母タピッツフライ、その父Tapitという血統。アーモンドアイを破った安田記念に続くGI連勝を飾った。ディープインパクト産駒にとってはこれが初のスプリントGI制覇。また、鞍上のC.ルメール騎手はこの勝利でJRA重賞100勝を達成した。

【C.ルメール騎手のコメント】
　素晴らしい強さでした。スタートでは1200mのリズムについていけず後ろからになりましたが、彼女のペースで進めました。直線では凄くいい脚で伸びてくれました。GIシーズンが始まりましたが勝てて本当に嬉しいです。

＜スプリンターズSダイジェスト＞

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