【エーデルワイス賞予想】今年も地元ホッカイドウ競馬所属馬が優勢か!?/NARレース展望

2020年10月15日(木) 11:30

 1998年、3歳(現2歳)の牝馬によるダートグレード競走として創設された。開催場と距離は幾度かの変遷を経て、2009年からは門別競馬場の1200mで施行されている。第23回を迎える今年は、新馬、すずらん賞と2連勝のラストリージョJRAから4頭、ホッカイドウ競馬からは4連勝中のソロユニットら12頭が参戦して行われる。

 ◎にソロユニット。デビュー戦こそ2着に敗れたものの、その後は4連勝と波に乗る。特に前走の重賞・リリーカップでは、2着馬に7馬身差をつけた上に好タイムを叩き出して力の違いを見せつけた。JRA勢との力の比較は難しいが、前走の競馬内容からはここは当然勝ち負けになるだろう。半姉のアザワクは昨年のこのレースで2着に入った後も活躍をしており、血統的にも楽しみが大きい。

 ○にラストリージョ。前走、芝のすずらん賞で、ホッカイドウ競馬のクローリスノキセキをハナ差退け優勝。芝ダート兼用のアグネスデジタルの産駒で、新馬戦ではダートで勝っているように、ダート替わりは何ら問題ない。ソロユニットとの力比べを期待したい。

 ▲にクローリスノキセキ。初芝のすずらん賞でハナ差の2着に健闘。芝も良いのだろうが、新馬、カーネリアン特別とダートで連勝しているし、前々走のターフチャレンジIIでは、勝ったハッピーホンコン、2着のリーチとは差のない競馬で3着に入っており、この世代では上位の力があるのは間違いない。

 △は2頭。マーサマイディアは2走前に重賞・フルールカップを制しており、地力は上。前走のフローラルカップは1600mが響いたようで、勝ち星のある1200mなら巻き返し可能。もう1頭は前走のヤマボウシ賞で距離短縮の1400mをこなして4着となったミコブラック。今回さらに200m短縮されるが、広い門別コースなら対応できるだろう。

 これまでJRA勢と地元ホッカイドウ勢は互角の戦いを繰り広げてきた。過去5年に限れば。JRA勢1勝、ホッカイドウ勢が4勝と、地元馬有利のレースとなっている。今年もホッカイドウ競馬からは4連勝中のソロユニットが参戦。今年もJRA勢を打ち負かすことができるのか。注目のエーデルワイス賞は、10月15日(木)、20時発走。

(文:佐々木祥恵)

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す