ヨーロッパ最高峰のレースの1つとされるキングジョージ6世＆クイーンエリザベスS(G1・芝2390m)の賞金総額が、昨年の40万ポンド(約6000万円)から87万5000ポンド(約1億3200万円)に増額されることを現地複数メディアが報じた。

　本来、同レースの賞金総額は125万ポンド(約1億8860万円)だったが、昨年は新型コロナウイルスによる経済への打撃の影響を受けて40万ポンドに大幅に減額されていた。開催者側は、ウイルスによって打撃を受けた競馬界をサポートするためにも一刻も早く賞金総額を元に戻したい、としている。

　なお、昨年のキングジョージ6世＆クイーンエリザベスSでは欧州最強牝馬エネイブルが連覇を達成。史上初の同レース3勝目を果たしている。