【フィリーズR】シゲルピンクルビー末脚キラリ 9/16抽選くぐり抜け桜切符ゲット

デイリースポーツ

2021年03月15日(月) 06:00

 力強い伸びで差し切ったシゲルピンクルビー(中央)=撮影・石湯恒介

 「フィリーズR・G2」(14日、阪神)

 8番人気のシゲルピンクルビーがゴール前で力強く差し切って重賞初V。デビュー3戦目で初タイトルをつかんだ素質馬が、堂々とG1の大舞台へ突き進む。熊本産馬初のJRAサラ系重賞Vを目指した2番人気のヨカヨカは首差の2着に惜敗。3着の11番人気ミニーアイルまでが桜花賞(4月11日・阪神)の優先出走権を獲得した。1番人気のオパールムーンは9着に敗れた。

 桜花賞の切符を見事な勝利でもぎ取った。シゲルピンクルビー阪神JF17着の大敗から猛反撃。重賞初制覇を決めた。

 レース巧者ぶりが光った。好位から運び、直線もしぶとく伸び続けると、ゴール寸前で先に抜け出したヨカヨカをきっちり差し切った。「まだ2戦しかしていないので、強かった新馬戦のイメージで。少し滑っていたけど、良馬場に回復した分頑張れた。調子が良かったので、もうひと踏ん張りにつながったと思う」。和田竜はホッとした表情でレースを振り返った。

 16分の9の抽選を突破し出走にこぎつけた運を、そのまま勝利に結びつけた。渡辺師は「競馬が上手ですね。うまく立ち回ってくれた」と人馬をたたえる。

 半姉は19年桜花賞で2着に敗れたシゲルピンクダイヤ。姉も管理するトレーナーは「お姉ちゃんと比べて操縦性がいい。ただ、喉が鳴るので1F延びるのがどうか。それでも、馬体は緩いし、まだ良くなる感じはする」と次戦の桜花賞を描く。

 きょうだい2頭の主戦を務める鞍上も、「お姉ちゃんは重賞も勝たせられなくて、悔しい思いばかりしてきたので。これに続いて、いい競馬ができれば」と力を込めた。その馬名のように-。桜色の似合う4月には、さらに輝きを増していく。

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