「チェアマンズスプリントプライズ・香港Ｇ１」（２５日、シャティン）

　チェアマンズスプリントプライズでＧ１・３連勝を狙ったダノンスマッシュは６着に敗れた。

　香港スプリント、高松宮記念に続くＧ１・３連勝はならなかった。単勝１・４倍と圧倒的な１番人気に支持されたダノンスマッシュは６着。中団追走から勝負どころで手応えが怪しくなり、直線では外に持ち出したものの、本来の伸びが見られなかった。モレイラは「残り６００メートルで既に手応えがなくなってしまい、力尽きました。残念な結果でした」と肩を落とした。

　東京競馬場で観戦した安田隆師は「４コーナーの反応が昨年（の香港スプリント）と比べて鈍かったかな。状態はピークだったし、何が敗因かと考えると、競馬の間隔が詰まっていたことか」と振り返り、「今後はスプリンターズＳ（１０月３日・中山）直行を考えてます」と先を見据えていた。