過去10年では1人気馬が[5-2-1-2]の好結果を残しているが、その5勝はすべて近5年で挙げている。さらに、2人気馬も[1-2-4-3]のうち近5年は[0-1-3-1]と複勝率8割を記録しており、最近は上位人気馬の好走確率が高まっていると言えそうだ。けれどその反動か、過去10年で[0-1-1-86]の2ケタ人気馬だが、馬券になった2頭はともに近2年に出現。3年連続に期待してみたいところ。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。 そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

　先週の京王杯SCでは【注目馬】のカイザーミノルが8人気3着。さらに【残った馬】の1人気ラウダシオンと10人気トゥラヴェスーラも馬券になり、3連複は16,740円、3連単は85,730円の好配当となりました。

　また昨年のオークスでは【残った馬】5頭のなかに、7人気2着のウインマリリンと、13人気3着のウインマイティーが。今年の皐月賞でも【残った馬】の2人気エフフォーリアと8人気タイトルホルダーがワンツーを決め、馬連4,300円の好配当に。GIにも強いケシウマに、今週もご期待ください。

　ここでは、オークスの消去条件のうち1つを無料公開します。

【条件：前走馬体重10キロ以上減で敗退】
■実績：[0-0-0-13]
■複勝率：0%
■該当馬：ストライプ、ユーバーレーベン
(過去の主な該当馬：16年アットザシーサイド4人気11着)
■解説：前走で馬体重が10キロ以上減っていた馬は、過去10年で[0-1-0-18]と未勝利というだけでなく、掲示板に載れた馬でさえ3頭にとどまっている。その3頭に共通するのが、前走で勝利していたこと。本気度の高い仕上げ、あるいは順調さを欠いて敗れていた馬に上積みは見込めない。※データは過去10年間を対象

　阪神JF3着など、重賞実績豊富なユーバーレーベンが消去データに該当しました。昨年、13人気3着のウインマイティーとおなじゴールドシップ産駒でもあります。ただし、前走のフローラSでは、馬体重10キロ減で3着。デビュー時に458キロだった馬体重が最大484キロまで増えるも、前走では過去最低の454キロだったことも含め、強くは推しにくい1頭です。

　残りの消去条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。はたして1人気馬が今年も揺るがないのか? 大穴をあけられる馬はいるのか？ ケシウマの消去データを、ぜひお役立てください。