インティの父ケイムホームが死亡「九州の馬産発展に大きく貢献」

2021年07月10日(土) 10:09

19年のフェブラリーSを制したケイムホームの代表産駒インティ(撮影:下野雄規)

 日本軽種馬協会の九州種馬場で繋養されていたケイムホーム(牡22)が8日、急性腹症のため死亡したことがわかった。

 ケイムホーム父Gone West(その父Mr.Prospector)、母Nice Assay、母の父Clever Trickという血統の米国産馬。現役時代はアメリカで競走生活を送り、2〜3歳時にかけてパシフィッククラシックなどG1・3勝を含む重賞8勝をマーク。

 12戦9勝の成績をあげ、引退後の2003年、米国のレーンズエンド・ファームにて種牡馬入り。日本には2008年に導入され、同年より静内種馬場で供用、2018年からは九州種馬場で供用されていた。 19年フェブラリーS(GI)を制したインティ、16年の武蔵野S(GIII)を勝ったタガノトネール、12年ファンタジーS(GIII)を制したサウンドリアーナという3頭の重賞ウィナーを送り出した。

 また、母の父としては海外で19年アシュランドS(米GI) 勝ちのOut for a Spin、18年マーキュリーC(JpnIII)2着のヨシオ、19年道営記念を制したリンノレジェンドなどが国内で活躍している。

(九州種馬場 本田博代壽氏のコメント)
「今年の種付シーズンを無事に終えたところで、突然の別れとなり大変残念です。普段は温厚で扱いやすい反面、オスとしての強さ、根性を持っていた馬でした。

 私自身、種牡馬管理の大変さを多く学びました。これまで、九州の馬産発展に大きく貢献してくれました。残された産駒の今後の活躍を期待いたします。これまでケイムホームをご支持頂いた皆様に心より感謝申し上げます」

(日本軽種馬協会のホームページより)

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