【紫苑Sレース後コメント】ファインルージュ福永祐一騎手ら

ラジオNIKKEI

2021年09月11日(土) 20:21

優勝したファインルージュ(c)netkeiba.com、撮影:小金井邦祥

中山11Rの第6回紫苑ステークス(3歳GIII・牝・芝2000m)は2番人気ファインルージュ(福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分58秒2(良)。1馬身3/4差の2着に4番人気スルーセブンシーズ、さらにハナ差の3着に12番人気ミスフィガロが入った。

ファインルージュは美浦・岩戸孝樹厩舎の3歳牝馬で、父キズナ母パシオンルージュ(母の父ボストンハーバー)。通算成績は6戦3勝。

レース後のコメント
1着 ファインルージュ(福永祐一騎手)
「(馬の雰囲気が)桜花賞の時に非常に良く似ていると感じました。オークスの時には距離を持たせるために少しバランスを後ろに戻したようなフォームに陣営も替えてくれていましたが、桜花賞当時までの、元のフォームに戻して鍛えていって欲しいというリクエストも出していて、非常に桜花賞の時と雰囲気が似ていました。

 レースは正攻法の競馬をしようと思っていました。それで距離が持たないようであれば路線変更すべきと思いましたし、理想的なポジションで競馬が出来ました。これで伸びないなら距離だと思いながら乗っていました。前半は非常に上手く行って、気持ち早目にエンジンをかけて行っても、最後まで脚色が衰えず伸びてくれました。

 これなら2000mは問題ないです。坂のある2000mをこなしてくれたので、阪神も問題ないと思います。一番良い結果で本番へ臨めると思います」

2着 スルーセブンシーズ(大野拓弥騎手)
「内枠でしたが思ったよりもポジションを取って運べました。こうやって2着に来れて今日は収穫がありました。次に向けて良いレースができました」

3着 ミスフィガロ(津村明秀騎手)
「この体でもバランス良くきちんと走っていました。ゲートで立ち上がるところはありましたが、五分に出てくれました。位置は後ろになりましたが、開幕週の馬場で大外から良く伸びてくれました。これからもっと良くなると思いますし、最低限権利を取れて良かったです」

4着 シャーレイポピー(鮫島克駿騎手)
「枠も良く、良い位置を取りに行って乗りました。大事に使っていますし、まだ伸びしろはありそうですし、今後が楽しみです」

5着 トウシンモンブラン(三浦皇成騎手)
「枠が内過ぎると思いましたが上手に競馬をしてくれました。落ち着きもありました。これから力をつける馬だと思います」

17着 エクランドール(C.ルメール騎手)
「スタートから全然進んで行きませんでした。まだ重賞では厳しいですね」

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