【アルゼンチン共和国杯展望】スタミナ型が幅を利かせるレース、あの馬に期待したい

2021年11月04日(木) 06:00

重賞初挑戦のアンティシペイト(写真はオホーツクS1着時、撮影:高橋正和)

 舞台となる東京芝2500mは2400mから100m延びるだけだが、その100mはまるまる上り坂。よって、字面以上にスタミナが要求されやすい条件となっている。また、過去10年で勝ち時計が2分30秒0を切ったのが1回だけ(春の目黒記念は5回)と時計自体も掛かり気味であり、より長い距離に対応できるスタミナ型が幅を利かせることもしばしばある。

1.若い馬が中心

 過去10年で、3歳馬は数が少ないが[2-0-2-0]。また、4歳馬は[5-4-4-25]で複勝率34.2%と優秀。対して、5歳馬は[1-4-4-41]で複勝率18.0%、6歳馬は[2-2-0-29]で複勝率12.1%、7歳以上の馬は[0-0-0-36]。

2.距離実績に注目

 過去10年の連対馬20頭中12頭には、それ以前に2500m以上の距離で勝利した経験があった。シュヴァルグランアルバートフェイムゲームなど長距離路線で活躍していた馬もしばしば好走している。

3.逃げ苦戦も先行できる馬が中心

 過去10年、4角1番手だった馬は[0-1-0-9]で複勝率10.0%と苦戦しているが、2〜5番手だった馬は[7-2-5-36]で複勝率28.0%と上々。上り坂スタートということで前半がゆったりしたペースになることも多く、好位で脚を溜めていける馬がその恩恵を受ける。

 アンティシペイトは昨年に札幌芝2600mの阿寒湖特別を制した実績があるなどスタミナに不安はない馬。東京2500mは未経験だが、2400mでは2戦2連対と好相性なのでコース替わりは問題なさそう。重賞初挑戦でも好勝負を期待したい。

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