【アルゼンチン共和国杯】オーソリティ連覇への鉄板データ公開! さらに「距離ドンピシャ」「鞍上4走ぶりルメール」

東京スポーツ

2021年11月04日(木) 21:20

連覇を狙うオーソリティ(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

 今週の日曜(7日)東京メインは、秋の東京の名物ハンデ重賞・GIIアルゼンチン共和国杯(東京芝2500メートル)。過去5年で3連単5万円超えは昨年のわずか1回のみと、ハンデ戦にしては比較的平穏な決着が多い一戦だ。そんな中、過去の勝ち馬の傾向にピタリと一致した鉄板軸馬がオーソリティ(牡4・木村)。今年はこの馬から買えば当たる!?

 近5年の勝ち馬の傾向は大きく2つ。まずは前走、GIに出走した馬であること。あるいは前走、東京の重賞で5着以内に好走した馬だ。

 その理由はアルゼンチン共和国杯の“格式”の高さにある。ハンデ戦ながら、過去10年の勝ち馬のうちゴールドアクター(15年)、シュヴァルグラン(16年)、スワーヴリチャード(17年)の3頭がその後、有馬記念ジャパンCといった大レースを制覇。いわゆる“出世レース”なのだ。

 もうひとつはコース適性。左回りで直線が長く、日本一広い東京競馬場。直近でその舞台の重賞を経験し、好走していることも大きなアドバンテージとなる。

 さて今年の出走予定馬を見渡すと、前走が東京の重賞だった馬はゼロ。そして前走がGIだった馬も1頭しかいない。それがオーソリティだ。

 前走のGI天皇賞・春は10着に敗れた同馬だが、その敗因はハッキリしている。今年の同レースは前半5ハロン59秒8と流れたうえ、上がりも残り6ハロンから12秒1が刻まれてペースアップした消耗戦。ラストは1ハロン13秒0も要した究極のスタミナ比べだった。2走前にスロー(前半5ハロン63秒8)で流れたGIIIダイヤモンドSこそ2着と好走したが、本質的なスタミナ勝負となると分が悪かったということだろう。

 その点、東京のクラシックディスタンスならばお手のものだ。昨年の本レースの勝ち馬であり、その前走は東京芝2400メートルのGII青葉賞も制している。まさに“ベスト”の条件だ。

 今回は約6か月ぶりの実戦となるが、仕上がり面の不安もない。太田助手は「同じく半年ぶりだった昨年と全く同じ調整過程で来ています。北海道と天栄でしっかり乗り込んでもらってからの入厩。折り合いや手前の替え方が改善されている分、昨年よりも今年のほうが調整もしやすいですね。すでに息はできているので、あとはレースまでにギアを上げていければ。カンのいい馬なので、そのあたりも問題ないでしょう」と確かな手応えを口にしている。

 鞍上には昨年と同じく名手ルメールを4走ぶりに指名。コース条件、コンディションなど様々な条件が揃ったオーソリティが連覇を果たす。

(特捜班)

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