【武蔵野S展望】ダート重賞の中でも屈指のスピードレース

2021年11月10日(水) 12:07

スピード能力十分なテイエムサウスダンに期待したい(撮影:高橋正和)

 チャンピオンズCトライアルだが、前走武蔵野S組のチャンピオンズC3着以内は15年のノンコノユメと18年のウェスタールンドの2例だけで関連性は高くない。スピードが特に要求されやすい武蔵野Sと、豊富なスタミナも要求されるチャンピオンズCというレースの質の違いの影響もあるのかもしれない。

1.スピード勝負

 過去10年で勝ち時計が1分36秒以下だったケースは、16年のタガノトネールによるコースレコードを含め9回。ダート重賞の中でも屈指のスピードレースだ。持ち時計がある馬や、より短い距離でのスピードレースを経験してきた馬などが幅を利かせる。

2.格より勢い

 過去10年で、前走1着だった馬は[6-2-3-30]で複勝率26.8%。6勝の内訳は重賞が2勝、オープン特別が3勝、準オープンが1勝であり、前走の格はあまり関係がない。前走を勝って勢いに乗る馬がクラスの壁を乗り越えていきやすいレースと言える。

3.休み明けは不振

 過去10年で、3か月以上の休み明けでこのレースを制したのは15年のノンコノユメのみ。2着も2頭にとどまっている。休み明けの実力馬は後のGIを見据えた仕上げで臨むことがほとんどで、ここでは割り引いて考えるのが妥当。

 テイエムサウスダンは元々JBCスプリントを目標に調整されていたが、選定から漏れてこちらに回ってきた。マイルの距離は過去に1度しか経験がないため不安材料だが、スピードが活きるこのレースならこなせても良いと見る。東京コースでは大穴を開けた経験もあり一発を期待してみたい。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す