「日経新春杯・Ｇ２」（１６日、中京）

　チャレンジＣ６着から臨戦するマイネルウィルトスは１２日、栗東坂路へ。単走で追われ、しまい気合をつけられるとグンと加速。４Ｆ５２秒２-３７秒５-１２秒４の好時計をマークした。

　１週前に栗東ＣＷで３頭併せを行い、６Ｆ７８秒２-３６秒０-１１秒６の猛時計を出しながら、直前もこれだけやれるのは元気がいい証拠だ。宮師も「けさは気分良く、しまい重点で。昨夏以降、体調面は高いレベルで安定している」と順調な調整過程に納得の表情だ。

　理想は根性比べでの消耗戦。その点、今開催の中京芝は先行勢が有利だ。「超ハイペースじゃなければ展開は合うと思う。相手は強いが、勝てる下地はできている」と指揮官。持ち味のしぶとさを生かして、初タイトルをつかんでみせる。