◆第73回毎日王冠・G2(10月9日、東京・1800メートル)追い切り＝10月5日、栗東トレセン

　関屋記念3着以来、約2か月ぶりとなるダノンザキッド(牡4歳、栗東・安田隆行厩舎、父ジャスタウェイ)は、輸送を考慮して坂路を馬なりで55秒8―12秒5と控えめだが、1週前追い切りでは坂路で50秒4の自己ベストをマーク。夏に一戦し、意欲的な追い切りメニューで、この一戦にかける意気込みを表した。

　安田隆調教師「55秒台を予定していたのでちょうどいい。輸送があるので今朝は馬なりですが、先週には自己ベストを出しているなどしっかりやっていますからね。東京のこの距離(東京スポーツ杯1着)はいいイメージがありますし、あとは手前(軸脚)を換えてくれるかどうかだけです」と好ムードだった。