【AJCCレース後コメント】ノースブリッジ岩田康誠騎手ら

ラジオNIKKEI

2023年01月22日(日) 17:43

岩田康誠騎手騎乗のノースブリッジ(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

中山11Rの第64回アメリカジョッキークラブカップ(4歳以上GII・芝2200m)は4番人気ノースブリッジ(岩田康誠騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分13秒5(良)。3/4馬身差の2着に5番人気エヒト、さらに3/4馬身差の3着に3番人気ユーバーレーベンが入った。

ノースブリッジは美浦・奥村武厩舎の5歳牡馬で、父モーリス母アメージングムーン(母の父アドマイヤムーン)。通算成績は12戦6勝。

レース後のコメント
1着 ノースブリッジ(岩田康誠騎手)
「奥村調教師が在厩調整という稀なことをやって結果が出たのが良かったです。去年の天皇賞・秋の敗戦から心機一転、AJCCで勝利できたのは、この馬にとって一歩踏み出せましたし、GIに届くようなレースができたと思います。

 道中はなだめながら行きました。中山2200mという難関なコースで向正面で動きがありましたが、この馬が冷静でいてくれました。ラスト3ハロンぐらいから進路を見つけてファイトしてくれました。

 奥村厩舎にはお世話になっているので、恩返しするのが使命でした。これからもGIの舞台に行って勝利できるようなパフォーマンスを見せたいです」

2着 エヒト(田中勝春騎手)
「今日は追走に手間取りました。前走はハミを取っていきましたが、今日はフワフワするところがありました。それでも最後また伸びたように、安定してきたようです」

3着 ユーバーレーベン(M.デムーロ騎手)
「頑張っていましたが、気持ちの問題のようです。ペースがゆっくりで手応えが良さそうに思えて行かせると止まってしまいます。最後の直線でフワッとしましたが、エヒトが来たらまた伸びました」

5着 ガイアフォース(C.ルメール騎手)
「休み明けで速い脚が使えませんでした。馬は伸びしろがあります。大きい馬で、次走はさらに良い状態で走れると思います」

9着 レインカルナティオ(石川裕紀人騎手)
「スムーズならそこまで差はないだろうと思っていましたが・・・。ペースに戸惑っていたところがありました」

10着 ブラックマジック(三浦皇成騎手)
「行く馬が多かったので自分のリズムに専念していきました。今日ぐらい我慢して折り合えれば能力を出せると思います」

11着 エピファニー(戸崎圭太騎手)
「距離が延びて重賞でどうだろうかと思っていましたが、課題の折り合いは問題ありませんでした。そのあたりは成長が見られました。まだ、背腰の甘さがあるのでそのあたりに力をつけて、さらに成長して欲しいと思います」

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