【川崎記念注目馬】新年最初のダートGI級競走 東京大賞典覇者ウシュバテソーロら好メンバー集う

2023年02月01日(水) 11:15

テーオーケインズの巻き返しに期待(撮影:高橋正和)

 2月1日(水)に川崎競馬場で行われる川崎記念(4歳上・JpnI・ダ2100m)。国内で今年最初に行われるGI級競走で、フェブラリーSドバイWCの前哨戦としても見逃せない一戦だ。

 今年は10頭立てだが、内8頭が重賞ウイナーという好メンバーが集結。JRA所属の6頭は何れも川崎コース初出走となる点が予想のポイントになりそうだ。小回りコースを攻略し、新年最初のビッグレースを制すのはどの馬か。発走予定日時は1日(水)の16時10分。主な出走馬は以下の通り。

ウシュバテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)

 昨年4月の横浜Sでは初ダートながら上がり34.0の豪脚を発揮し、直線だけで4馬身を付ける圧勝。その後もダートに照準を絞り、ブラジルCカノープスSを制した。前走の東京大賞典は、初の地方コースや相手強化を克服して重賞初挑戦で初制覇。直線一気の末脚が武器だけに小回りへの対応は鍵になるが、ダートで底を見せていないニューカマーが重賞連勝を狙う。

テーオーケインズ(牡6、栗東・高柳大輔厩舎)

 サウジからの帰国初戦となった昨年の平安Sは59kgを背負いながら完勝し、堂々1番人気で挑んだ帝王賞はよもやの4着。春の雪辱期して挑んだJBCクラシックでは2馬身半差を付けて巻き返したが、チャンピオンズCでは4着に敗れている。前走の敗因が掴みづらいが、GI/JpnI・3勝の実績は断然で、力を出し切れば上位争い必至。王者の復活に期待したい。

エルデュクラージュ(セ9、船橋・川島正一厩舎)

 左回りのダート2100mはめっぽう得意で、JRA所属時含め5勝、2着3回の実績。昨年の川崎記念でも9番人気ながら2着に入っており、得意条件ならダートグレード競走でも侮れない能力の持ち主だ。明け9歳を迎えたが、前走の報知オールスターCを3馬身差で制して初のタイトル獲得。衰え知らずの大ベテランが重賞制覇の余勢を駆ってビッグタイトルを手にするか。

スワーヴアラミス(牡8、大井・荒山勝徳厩舎)

 芝では未勝利に終わったが、ダートでコンスタントに勝ち星を重ね、2020年のマーチSなど重賞3勝の実績。昨秋からは南関東に本拠地を移しOPや重賞で活躍を続けている。川崎2100mは移籍初戦の富士見OPを制したほか、前走の報知オールスターCで2着に入った舞台。今回は古巣の強豪を相手にするが、コース経験をアドバンテージに好走目指す。

ペイシャエス(牡4、美浦・小西一男厩舎)

 昨年の伏竜Sでは単勝242.3倍の低評価を覆す3着。このレースをきっかけに調子を上げていき、同年のユニコーンSで重賞を初制覇する。その後はジャパンダートダービーでも2着に入り、古馬相手のJBCクラシックでも3着に健闘。前走の名古屋グランプリではハナ差の接戦を制して重賞2勝目を飾った。2100mの距離にも目処を付け、JpnIタイトル獲得へ視界良好だ。

 その他にも昨年のジャパンダートダービー覇者ノットゥルノ(牡4、栗東・音無秀孝厩舎)、東京大賞典で5着に健闘したライトウォーリア(牡6、川崎・内田勝義厩舎)、連闘で挑むテリオスベル(牝6、美浦・田島俊明厩舎)などが出走予定。

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