【ダービー卿CTレース後コメント】パラレルヴィジョン戸崎圭太騎手ら

ラジオNIKKEI

2024年03月30日(土) 17:30

2番人気パラレルヴィジョンが勝利(c)netkeiba、撮影:下野雄規

 中山11Rの第56回ダービー卿チャレンジトロフィー(4歳以上GIII・芝1600m)は2番人気パラレルヴィジョン(戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒9(稍重)。3/4馬身差の2着に8番人気エエヤン、さらに1馬身半差の3着に5番人気アスクコンナモンダが入った。

 パラレルヴィジョンは美浦・国枝栄厩舎の5歳牡馬で、父キズナ母アールブリュット(母の父Makfi)。通算成績は13戦6勝。

レース後のコメント

1着 パラレルヴィジョン(戸崎圭太騎手)
「届く位置でという感じで進めていましたけど、後ろの馬もいました。でも前かなと切り替えました。反応も良く、体重が16kg減っていましたけど、スッキリして良くなっているのかなと感じていました。調教の時も良い感触でしたし、すごく乗りやすいのでゲートだけ気をつけていました。1600m戦には十分対応できていましたし、ここに来て精神的な落ち着きが出て、レースの結果につながっているのも感じています。先の楽しみもあります」

(国枝栄調教師)
「ここのところスッと行けて、まじめに走っていて、理想的な競馬が出来るようになってきました。後手を踏んで消化不良なレースも多かったのですが、ポンと出てくれました。どっしりとしてきましたし、メンタルの部分が強くなってきました。重賞を獲れてよかったです。馬のおかげです」

2着 エエヤン(M.デムーロ騎手)
「去年から結果を出していなかったので心配していましたが、今日は返し馬から雰囲気が違いました。ハナには行きたくありませんでしたが、馬が元気で行きっぷりが良く、持って行かれるぐらいでした。最後まで頑張ってくれました」

3着 アスクコンナモンダ(岩田望来騎手)
「少しポジションが後ろになって、さらに馬場の悪いところを通ってしまいました。最後は伸びているので、ポジションを取れれば、重賞でも通用する力はあると思います」

4着 ニシノスーベニア(大野拓弥騎手)
「昇級戦で重賞でしたし、前が残る展開になりましたからね。それでも盛り返していましたし、最後もよく頑張って、しっかりと走れていました。さらに良くなると思います」

5着 ダディーズビビッド(三浦皇成騎手)
「マイルでも上手にしっかりと走ってくれました。坂の辺りで甘くなると思っていましたが、バタバタにならず頑張ってくれました。マイルは守備範囲だと思います」

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