右ステッキのゲキを受けて、3番人気のマンハッタンカフェ産駒コアプライド(牡、美浦・和田道)が2分2秒8のタイムで接戦を制した。序盤でスムーズに好位を確保したが、勝負どころで各馬が押し上げる展開に。馬場の真ん中から抜け出しを図った直線で1番人気ペルセヴェランテ(2着)の猛追を受けたが、追い比べの末に首差で振り切った。なお、さらに3馬身差の3着は2番人気のボルドネスだった。

「勝負どころで下げる形になったが、隙間を割って力強く伸びた。最後もよくしのいでくれた」と、ベリーは会心の勝利に笑顔。「中距離が合う。まだ子どもっぽさを残すが、いいハートを持っている。来春が楽しみ」と高評価を与えた。