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ディアデラ藤岡康騎手「しっかり結果を」/エ女王杯共同会見

2014年11月12日(水) 19:00

「今回のGIでしっかり結果を出したいと思っています」と語る藤岡康太騎手

■ディアデラマドレに騎乗予定の藤岡康太騎手

――前走は強かったですね。
藤岡「はい、いい競馬でした」

――前走は強いメンバーでしたね。
藤岡「そうですね。あの強いメンバーの中でホントにいい脚を使ってくれました」

――デビュー以来、血統面でも注目されてきました。
藤岡「お母さんも強い馬でしたし、ファンが多い馬ですね」

――その能力を発揮できるようになったのではないでしょうか?
藤岡「はい。もともと能力が高い馬ですが、精神的に成長が大きくて今はしっかり走ってくれます」

――調教のかんじはいかがでしょうか?
藤岡「先週より今週のほうが良かったです。前走より状態は上向いていると思います」

――藤岡騎手の表情からも自信が窺えます。
藤岡「はい。状態については自信を持っていけると思います」

――昨年は9着。スタンド前発走が課題のようですが、そのあたりはどうでしょう?
藤岡「はい。その点については課題のひとつなんですが、マーメイドSの時もそうでしたがメンコをつけるなど工夫をしてきてだいぶいい感じになってきています」

――道中の手ごたえは以前のような子供っぽさはなくなってきていますか?
藤岡「そうですね。その辺も成長は見られます。ずいぶん大人になっているなと思います。それが最後の瞬発力に繋がっていると思います」

――今回が2回目のエリザベス女王杯になります。
藤岡「この馬の持ち味は最後の末脚だと思っていますし、そこまでリズムよく運べるかだと思っています」

――枠順はいかがですか?
藤岡「枠に関してはどこでも大丈夫だと思いますけど。スタンド前のイレ込みを考えれば偶数が欲しいなという気がします」

――ファンにひとことお願いします。
藤岡「お母さんの気性の激しい面も受け継いでいますけど、いい面も受け継いでいますので。今回のGIでしっかり結果を出したいと思っていますので応援よろしくお願いします」


■メイショウマンボに騎乗予定の武幸四郎騎手「1年ぶりに勝たせてあげたい」

――今週の追い切りには騎乗されなかったようですが?
武幸「はい。先週、先々週と2回乗りました。京都大賞典の前はいちども跨ってなかったです。前回あまりに大敗したので、そういうのもありました。気持ちがのんびりしすぎているのかな、と感じるものがあり気合を乗せるために2週間乗りました」

――その成果は?
武幸「あれくらいの馬になると少々体調が悪くても調教は動くレベルの馬。動きどうこうというより、気持ちの面でどうかというのが大事です。前回も体調面で何かあったわけではないし、調教は動きましたからね。ただ、結果が出なかったので、気持ちの問題かなぁと。だから、気合を乗せるためにやってるんですけど。2週前より先週のほうがだいぶ気合も入っていたので。乗った意味はあったと思います」

――今朝の坂路での追い切りでは素晴らしい動きでした。そのあたり、調教師と話はされましたか?
武幸「順調だということなので。自分が2週間乗ったことでだいぶ気持ちが入ってきていると聞きました。まぁ、競馬にいくと少しイレ込む面がある馬なのですが、そのくらいのほうがいいのかなと思ってやっています」

――勝ち星から1年ほど遠ざかっています。
武幸「ちょうど1年前、あまりにラクにあっさり勝ったんですけど。まさか1年勝てないとは…。GIクラスの馬なので相手も強いし甘くはないんですけど。ふがいないなぁ、と。オーナー、ファンの方にも申し訳ないし、馬にも申し訳ないんで。なんとか、1年ぶりに勝たせてあげたいです」

――これまで叩いたあとに結果が出る傾向があります。
武幸「とにかく夏休んでいるあいだから目標はエリザベス女王杯ということだったので。そういうのもあって府中牝馬じゃなくて京都大賞典を使ってもらったんですよ。なので、今回が大事です」

――昨年勝っているのでいいイメージを持っていると思います。
武幸「あのレベルの馬なので余計なことは考えず、普通に力を出してくれればいいですし。特別変わった競馬をするつもりもないですし。力を信じて乗ろうと思っています。前回は大敗しましたけど、それはそれで残念ですけど。ホントに今回が大事だと思っているので。そう思ってこの中間もやってきたので。結果が出ると信じてレースに行きたいと思います」

(取材・文：花岡貴子)

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