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　カナダのウッドバイン競馬場に入厩していた馬2頭が、馬ヘルペス1型の検査で陽性反応を示したことが分かった。

　これは地元メディア『canadianthoroughbred.com』が現地17日に報じたもの。馬ヘルペス1型は主に流産、呼吸器疾患などを発症させる伝染病で、該当馬2頭が地元の大学で検査を受けて陽性反応が認められたことを受け、同じエリアの厩舎に入厩していた馬たちは検査結果が出るまで別エリアへの移動を禁じられたという。

　またウッドバインに入厩している馬は全頭が1日に2回の検温を受けることに。使用した馬具なども入念な消毒が義務付けられるほか、追っての通達が出るまで同競馬場からの移動も認められないという。

　新型コロナウイルスの影響で中断していたカナダの競馬は、6月6日からの再開が決まったばかり。なお同競馬場では2013年にも馬ヘルペス1型の感染拡大があった。