福元騎手「七転八起」の精神で

2021年01月13日(水) 06:37 0 0

カナダ競馬で2冠を達成した南九州市出身の福元大輔騎手が、年末に帰国。すでに自宅などでの14日間の待機が終了していることから、NHKのインタビューに応じました。福元騎手が色紙に書き残した言葉は「七転び八起き」。その意味するメッセージは?


去年は、カナダ版ダービー「クイーンズプレート」に優勝し、その後の「プリンズオブウェールズ」も制して、2冠を達成するなど飛躍の年となりました。

(福元騎手)
「あれ?勝っちゃったって。どちらも歴史あるレースなので、勝てた時は本当に興奮しました」
「地元の南九州もかなり盛り上がっているということは聞いていたので、帰ってきたら、色々看板とかが立っていたので、すごいなって実感しました」

【もっと大きいレースを依頼されるように】
2冠を達成したことで、騎乗を依頼されることも多くなった福元騎手。シーズン終盤には、疲労を感じることが多くなったといいます。

(福元騎手)
「すごい忙しくなってきたときに体力的にも精神的にも疲れがたまっていたので、まずはこのオフシーズンをゆっくり休んで、次のシーズンはさらに勝ち星を増やして、もっと大きいレースを依頼されるようにがんばっていきたい」

【七転び八起きの精神で・・何度でもはいあがれる】
幼いころから馬に囲まれ、騎手になることが夢だった福元騎手。しかしこれまでの道のりは挫折の連続でした。競馬学校の入学試験は、最終試験まで残ったものの2年続けての不合格に。16歳にして一度は夢を絶たれかけました。
それでも夢をあきらめなかった福元騎手が向かったのが海を越えたカナダでした。英語も話せないなか、およそ2年の下積みを経て、2017年についに騎手免許を取得。そうした苦労の末につかんだのが、去年の快挙でした。
そんな福元騎手に、夢を追いかけて頑張っている人たちに向けたメッセージを色紙に書いてもらいました。

(福元騎手)
「『七転び八起き』です。自分もやはり挫折もありましたし、一時期は騎手の夢を諦めかけたこともありました。それでも何度転んでもはい上がってきました。そして今はコロナ禍で大変な時期で皆さん大変だとは思いますが、諦めないで何回転んでもはいあがるんだという精神でがんばってほしい。僕自身もそういうふうにしていきたいと思うので、これからは、世界の大きなレースに依頼をもらえるようなジョッキーになりたい」

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